⇒「たまたま運がよかっただけです。本当に、時代がよかったんです」
こんな、何の役にも立たなさそうな言葉を、聞いたり読んだりします。
この「運がよかった」について私なりに真剣に考えてみると、
実は私は若気のいたりで、ある本の著者に、突然メールをしたことがあります。
「あなたの本を読み大変感銘を受けました。ぜひ、直接お話を聞いてみたい!」
今思うと、無茶がすぎるな・・と思うのですが、無茶もやってみるもので
ということで、慌てて会社に体調不良と連絡し、パスポート片手に、会いに行ったことがある。
「周りに反対されて、バカにもされて・・・何で成功したと思いますか?」
私は「んなわけないでしょうww」と冗談で、彼に何度も突っ込みましたが・・・・
「いや、本当に運がよかっただけで、何もしてないんですよ~www」と繰り返すばかり
当時は「初対面の人に、核心を語るわけないか~」と思ったものですが
バンコクで「この人」に会えたのも、横浜の「あの人」に会えたのも、渋谷の「あの人」に出会えたのも全て
2)買い物に行って、どうしても買いたかった〇〇を来店5回目でゲット
「バンコクのあの人がいう運が良い」とはどれだろうか?
2)〇〇を5回目で買えた人は、10回目だろうと、20回目だろうと「買えてラッキー!運がよかった~♪」と言うのです・・・
こういうタイプは無自覚で(それ相応の挑戦と失敗を繰り返し)必ず成功するまでやり通すわけです
そして、必ず「運がよかった♪」というのではないでしょうか?
数年前まで、SNSで知り合った人から相談を受けていました(仕事で)
「転職したい。起業したい。痩せたい。お金持ちになりたい。」
私は、私の経験の中での全力でもって、アドバイスをしました。
バンコクまで来い!とは言わず、新宿近辺で相談を受けましたが、
世の中、本気でことを成そうをする人が、これほど少ないのか?! と、度肝を抜かれました。
「あなたは運が良いから・・・私は(運が悪いので)無理です」と・・・・何もしていない段階で、肩を落とすのです。
私は当時、この【運】について、うまく説明できませんでした。
彼らは、私が「サイコロを3回振って、ゾロ目を3回連続で引き当てた」と思っているのです。
サイコロなんて気が遠くなるほど振り続けて腕が引きちぎれそうだった!!
30すぎには、サイコロをふる腕は傷だらけで、赤くはれ膨れ上がり、
それでもサイコロを振ることでしか望む未来を勝ち得ないと、動かない腕を振り、握力を失った手で、サイコロを何度も掴み直し、
しかし、本質的にも、表面的にも、なぜ、あの山を越えられたのか?
と、今聞かれると、【運がよかった】と言わざるを得ない。。
自分では、実力的にも能力的にも超えられない壁に何度もぶつかってきた
その時、多くの仲間や、知人にヒントをもらい、支えられてきたからこそ・・・・かろうじて乗り越えられたと思っている。
そして彼らとの出会いは【運がよかった】としか言いようがない。。